株式会社 山本製作所

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プリント基板、金属加工、めっきなど表面処理

 

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若手社員紹介(本庄事業所)

若手社員紹介(本庄事業所 技術職 生産技術)


Hさん
生産技術課 (材料グループ)
(2019年入社 6年目)


工学部 材料科学科卒業





[入社理由]
学生時代、材料科学を専攻しており、学んだことを生かし、メーカーの仕事を探していました。
就職支援センターの担当の方に相談したところ、山本製作所を紹介されて、本庄事業所の見学を行うこととなりました。
実際に訪問し、いろいろ話を聞いてみたところ、材料工学・化学など、これまで大学で学んだ知識や研究で身につけたことが生かせそうな環境だと思い、入社を決めました。

また、大学の先輩も多く在籍していたことも、一つの判断材料となりました。

 

生産技術の仕事内容/これまでにどのような仕事に携わりましたか

私は入社以来、生産技術のプレス工程を担当しており、「試作」・「工程管理」といった仕事を担当しています。


プレス工程は、0.1mmほどの樹脂材料表面に回路が形成された材料を重ねてプレスし、1枚の多層基板に形成する工程です。
工程では、水平ラインを使い薬品処理をした後、材料を重ねてプレス機に投入し、多層プリント基板を形成します。

生産技術は、製品ごとに定められた規格を満たす製品を作るため、製品加工を行う際の加工条件(薬品濃度や加工時間、プレス圧力・温度など)などを決定する仕事を担当しています。


会社に入社したころは、現在担当しているプレス工程の中の各作業(ビルド、プレス、端面、整面、ガイド孔加工)について、目的や作業方法、注意点などをを先輩から少しずつ教わっていました。

それぞれの作業について修得してからは、試作に関わる仕事を少しずつ担当するようになりました。


現在では、プレス工程の主担当として試作品の作成と工程管理を担当しています。
基本的な仕事内容は次の通りです。
 
試作品作成 製品の加工条件を決定するために、使用する材料の材質や特性などを考慮して、薬品処理ラインやプレス装置の加工条件を仮決めして試作品を作ります。

出来上がった試作品が求める規格(形状・機能など)を満たしているかを検査し、加工条件の調整などを行います。
 
工程管理 装置の正常稼働を維持する仕事です。定期的な装置のメンテナンス計画を行うほか、工程にある装置の状態を確認し、必要な場合は修理などを行います。

自社で修理困難の場合は業者に連絡し、修理工事依頼を行うほか、装置の加工性向上などの改善を行うこともあります。

 

 

どうやって仕事を覚えていったか

工程には多くの機械があるので最初は操作方法がわからないものがほとんどででしたが、先輩や
生産課の作業者に操作手順書、実作業を見せてもらった後に自分でも作業を行い覚えました。
 
 

仕事上の目標

生産技術の仕事の一つに「コストダウン(=製品づくりに係るムダな費用を削減すること)」があります。
その一環として、現在は製品加工時に使用する緩衝材の厚みを薄くできるか評価しています。

現在使用しているものと代替品の厚み、耐久性や作業性などを比較し、評価を進めます。
 
  

どんな人に向いている仕事?

生産技術は工程管理と試作品作成の仕事が大部分を占めるため、機械の修理を楽しめる人。電気図面の知識があるととっつきやすくなります。

また試作品加工は生産課に依頼しながら進めていくため、適切な指示を考えられ、それを伝えるコミュニケーション力がある人は向いていると思います。

 

職場の様子

私の所属する生産技術1課は、プリント基板の回路形成に関わるフォトグループ、製品に使う材料の評価や
プレス工程を担当する材料積層グループ、主に設備や工場インフラのメンテナンスを担当する電気グループに分かれており、各グループ3名ずつ所属しています。

それぞれの仕事にはつながりがあるため、互いに協力しながら仕事を進めます。


 

会社について

・第一印象
少数精鋭で工程を管理している印象でした。


・どんなタイプの人が多いか
 優しい人が多いと思います。

・よいところ
 主体的に仕事を組み立てられる点です。


・改善点
 職場によって忙しさの格差があるところです。
 
 

趣味

 料理-時間がとれる土日にいろいろ作ります。



 

1日のスケジュール     

時刻 イベント  内    容
8:00 ・朝礼
・予定確認
・メールチェック
課のミーティングを行います。 生産技術課では、試作品進捗状況の確認や、当日のスケジュール、連絡事項などの確認が行われる。
その後自分の席で、メールチェックや1日の予定を確認します。
 試作品の加工を行う場合は、加工装置の稼働スケジュールを確認し、予約を行う。
 
8:30 工程巡視 自分のデスクから、担当するプレス工程に移動。
装置類の確認を行い、製造工程のスタッフさんとあいさつをしながら、前日~朝までに、製品や装置にトラブルがなかったか確認する。

その後、午前中は装置類のメンテナンスや、トラブル品の解析などを実施する。
 
11:50 昼食
食堂に移動し、数人で話をしながら食事をとる。
 
12:40 試作打合せ 試作品の進捗状況や問題点について関係者と打ち合わせを行い、加工状況の共有や試作条件決めを行う。
 
13:30  
試作加工
 
試作加工を生産課の担当者に依頼する。

15:30
 
新規品対応 新しく生産することとなった製品の加工条件について、指示書を作成して
生産課に配布。
 17:00
退社
 
仕事が終わったところで帰宅。
試作業務に時間がかかったり、急ぎの対応が必要な場合やトラブルが起きた場合などは残業することもある。
 

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